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国立大学法人室蘭工業大学、国立研究開発法人科学技術振興機構及び鹿児島県薩摩川内市と「人手による復興作業の負担軽減に資する作業用具(Z型復興シャベル)」 の実証に関する連携協定を締結

令和2年9月2日、国立大学法人室蘭工業大学(北海道室蘭市 学長 空閑良壽)と国立研究開発法人科学技術振興機構(東京都千代田区 理事長 濱口道成)及び鹿児島県薩摩川内市(鹿児島県薩摩川内市 市長 岩切秀雄)は、「人手による復興作業の負担軽減に資する作業用具(Z型復興シャベル)」の実証に関する連携協定を締結しました。

この協定は、本学、科学技術振興機構(JST)、北海道立総合研究機構工場試験場及び浅香工業㈱において、災害時における土砂処理の作業軽減につながるシャベルの開発を行い、試作品を製作したことを受け、科学技術振興機構(JST)とかねてより繋がりがあった薩摩川内市の協力を得て、薩摩川内市における復興作業や土木作業等での実証について、本試作品を使用し使用感などのアンケートを実施するなど、開発・試作又はその評価に関する連携・協力を目的として、本学と科学技術振興機構(JST)及び薩摩川内市が締結したものです。

今後は、それぞれの技術やノウハウ等の活用を図りながら、豪雨災害等におけるZ型復興シャベル試作品の実証を行っていきます。

●連携・協力事項

(1)本作業用具の開発・試作に関すること
(2)本作業用具の開発・試作の評価に関すること
(3)その他薩摩川内市、科学技術振興機構(JST)及び本学が協議して必要と認める事業等に関すること

(左)室蘭工業大学 空閑学長(中央)薩摩川内市 岩切市長(右)科学技術振興機構 齊藤副理事
(左)Z形状柄付きパンチャー角シャベル(右)各種試作開発品

作成担当部局:研究協力課