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【若手研究者海外派遣事業】雨海有佑准教授が帰国報告を行いました

1月21日(火)、本学の若手研究者海外派遣事業を活用し、イタリアへ渡航していた雨海有佑准教授(しくみ解明系領域)が、空閑学長と船水理事に帰国報告を行いました。
雨海准教授は同制度を活用し、令和元年10月から令和2年1月にかけて、本学と学術交流協定を締結したイタリアのジェノバ大学(University of Genoa)で、新規希土類マンガン金属間化合物の合成と物性評価に関する研究を進めてきました。

この間、ジェノバ大学において金属間化合物の合成に取り組んだ結果、新しい希土類金属間化合物の合成に成功し、その研究成果を国際学会で発表する予定です。また、雨海准教授は、派遣期間中にご自身の研究に取り組むほか、本学からの短期留学生とのプロジェクトを並行される等、精力的に活動されました。なお、今後もジェノバ大学との共同研究を実施していく予定です。

また、同日は、教育・研究3号館N棟N303講義室において、所属コースの学生および教職員向けに帰国報告会が行われ、派遣先で進めてきた研究についての紹介や、ジェノバ大学での日々の様子、現地の暮らしで経験したことなど、沢山の写真とともに紹介され、参加者は興味深く聴き入っていました。

最後に雨海准教授から、異文化に直接触れることの大切さについてお話があり、機会があれば、ぜひ積極的に海外へ渡航してほしいと学生方に熱く語られました。

学長室での報告の様子
参加者からの質問に答える雨海准教授
帰国報告会の様子
ジェノバ大学の研究室メンバーと雨海准教授 ※左から2番目が雨海准教授

作成担当部局:研究協力課研究戦略係