令和元年11月16日(土)、航空宇宙機システム研究センター(センター長 内海政春教授)は、大樹町多目的航空公園の滑走路において、小型無人航空機「1/3スケール量産型オオワシ」の走行・離陸実験を行いました。
「1/3スケール量産型オオワシ」の開発及び製作には、これまで約25名の教職員及び学生が携わりました。今回の実験では17名が現地入りし、航空宇宙機システム研究センターが“ONETEAM”で実験を行いました。
当日は晴天ではあったものの、風速約10mの風が吹く厳しい状況のなか、2回の試走(低速および中速走行)を経て、3回目の高速走行で見事離陸に成功しました。
離陸後は風の影響を受けながらも高度約55mまで上昇し、約25秒間飛行しました。実験後は直ちに機体を回収し、収集したデータの確認を行いました。
今後は、機体を大学へ持ち帰り、収集したデータ、撮影した写真及び動画を基に分析を行い、開発・研究に活かすことで、フルスケールの実機完成を目指します。