2019年6月6日(金)、機械振興会館において開催された「電子情報通信学会総会及び式典」において、辻寧英教授(大学院工学研究科もの創造系領域)と本学大学院博士前期課程修了生の森洸遥さんが論文賞を受賞しました。
受賞対象となった論文は「ビーム伝搬解析と随伴変数法による感度解析を用いた非線形光学デバイスのトポロジー最適設計に関する検討」です。この論文は、次世代高速大容量通信のキーデバイスとなる、光カー効果を利用した高速光スイッチおよび光論理ゲートの新しい設計法を提案するもので、人間の知識や経験を超えてまったく新しい光デバイスの構造を計算機に自動的に生成させることができる新しいトポロジー最適設計法と具体的な設計例を示したものであり、これらの研究内容が高く評価され、この度の賞が贈られたものです。
(上段:辻 寧英教授、下段:森 洸遥さん(平成30年度大学院修了⽣))