8月28日(水)及び8月30日(木)に福岡県で開催された「ジャパンスチールブリッジコンペティション2019」において、本学のチームが6年ぶりの総合優勝を果たしました。
同大会は土木工学を専攻する国内21大学(高専含)から23チームが出場し、長さ4メートルの橋梁模型を設計、製作し、架橋(組み立て)時間、載荷試験によるたわみ(変形)量、美観及びプレゼンテーションを競い合います。
リーダーの名須川駿さん(博士前期課程環境創生工学系専攻修士1年)は「昨年度の大会では失格という苦い経験をし、今年こそは絶対に負けられないという強い思いがありました。その思いを胸に昨年度の問題点を精査し、改善した橋で総合優勝を勝ち取ることができました。2年分の思いと経験が、このような結果をもたらしたと考えています。昨年度悔しい思いをした先輩と今年度のメンバーの努力が実を結ぶ形となり、大変嬉しく、また、支えて頂いた皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」と優勝の喜びと周囲への感謝を述べていました。
本学は過去6大会にわたり出場しており、今年度は学部3年生から修士2年生の計11名のメンバーが小室准教授の指導のもと6月下旬から準備を行ってきました。
≪本学参加メンバー≫
・工学部建築社会基盤系学科 3年 林川敬行
・工学部建築社会基盤系学科 4年 石橋和也、鈴木健太、鈴木航平
竹中七海、平野文菜、寺川輝
・博士前期課程環境創生工学系専攻土木工学コース 修士1年 名須川駿、山越壮之助
・博士前期課程環境創生工学系専攻土木工学コース 修士2年 田野順也、沼田あずさ
≪大会詳細≫
会 場:九州工業大学戸畑キャンパス
主 催:JSBC2019実行委員会
共 催:九州工業大学
後 援:(一社)日本鉄鋼連盟
(一社)日本橋梁建設協会
(公社)土木学会西部支部
(一社)九州橋梁・構造工学研究会
(一社)ツタワルドボク
熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター
参 考:ジャパンスチールブリッジコンペティション公式サイト:http://bricom.jp/